
2011年10月3日Vol.31
その存在から使い方の功罪はさておき、大流行のツイッター(Twitter)。大学の公式アカウントでは、どんな「つぶやき」を展開しているのだろうか。ひとつの固定観念を持って、大学の公式ツイッターアカウントを訪れてみた。
外部サイトの書籍紹介やキャンパス近くの飲食店の紹介が散見できる。話しかけるような言葉とちょっとした個人的な話題に「人」が垣間見える。
フォローしている数、フォローされている数とも多い。ツイートしている数が多いことはもちろん、大学がある新潟県や近隣の自治体の話題もツイートしていることも注目される理由だろう。この大学ではmixiでもつぶやき、教務課も独自のTwitterアカウントを持っている。
こちらもフォローしている数、フォローされている数ともに多い。あらゆるユーザーへの積極的なリツイートが功を奏しているのだろうか。
東日本大震災に起因する停電実施の際の、大学ホームページでの情報発信が困難になることを予想した補助ツールとしての利用。従って、更新は長期に渡って滞っている。これがTwitter本来の使い方かもしれない。
時折混じる、ついクリックしたくなる見出し。それはつまり公式サイトでは決して謳えない言葉。140文字をあえて使い切ろうとせず、詳しい内容は、Facebookでフォロー・・・。閲覧者へのアテンションの引き方、TwitterとFacebookの巧みな組み合わせとも、それぞれの特徴と役割を理解していると感じる。
4人の広報グループスタッフが交代で、時折何気ない話題をつぶやく。適度なリラックス感が伝わってくる。公式Facebookページを開設するなど、チャレンジ精神旺盛な国立大学法人。
国内の学校法人として、初めて公式アカウントを取得。何事においても初めて取り組むということは、勇気がいること。大学から幼稚園まで、グループ各校の動きを伝えている。系列校の校名がいずれも長く、文字の量には苦労しているだろう。
「大学公式サイトの更新情報の補助」という使い方をしていることは概ね予想の通りだった。しかし一部では、大学公式サイトでは触れることができない話題や、世間での出来事に大学を関連付けたり、つぶやきに工夫を加えることで人気を集めているケースがあるようだ。
世間ではどちらかというと堅い業種に分類される大学のつぶやきは、どこまで「人」に近付けるのだろうか。
文責:編集部(小田切警視)
ページ制作:編集部(ヌンヌンDX)