
2011年5月2日Vol.26
バーチャル(Virtual)という言葉は、本来は「実質的な」という意味を持つ。つまり一般的に訳される「仮想」「擬似」といった言葉は、日本語独特の言い換えと言えよう。「バーチャルキャンパス」。大学webサイトでも"擬似的な" "仮想の"キャンパスが散見されるようになってきた。見ていて「これは、すごいな」と思えるものは日進月歩に向上する制作技術と歩調を合わせるように変化していくだろう。
きょう(2011年5月2日)現在、興味を引いたものをピックアップしてみた。1年後には、どんな技術が我々を楽しませてくれるのだろうか。
きめこまかなキャンパスイラストと大胆な写真が目を引く内容充実のコンテンツ。登場する学生の数も多い。[VOICE いまどこで何してる?]大学生活には関係なさそうなコメントが並んでいるが、大学と大学生活そのものの幅の広さと奥深さが理解できるニクイ演出。
東京・杉並と神奈川県・相模原にある二つのキャンパス紹介を軸に、デザインに溢れるチカラを感じる。
「女子美に入るとアナタは○○!?」というコンテンツが面白い。自分の名前をネット検索するようにボックスに記入し、[結果を見る!]ボタンを押すと、この大学に入るとどうなるかを表示してくれる。また美術大学らしい壁紙やポストカードをダウンロードできる。
KUTPPAと命名されたユニークなキャラクターがキャンパスを案内してくれる。トップページは、 キャンパスの俯瞰図のみだが、建物によっては外観だけでなく、エレベータや研究室まで細かく紹介している。しばらく更新されていない(ように思う)ことが残念だが、「本物のキャンパスが体験できる・・・・」のコピーが琴線に触れる。
今回は比較的レベルの高いもの3件だけになった。
いずれも素晴らしい演出で、キャンパスを訪問したかのような気がする。しかしアナログ時代を知る、現場主義の編集部(小田切警視)は大学キャンパスを実際に訪れることをお薦めする。現場でなければ分からないことが圧倒的に多いからだ。もうすぐ本格的なオープンキャンパスシーズンだ。
大学がキャンパスをバーチャルで見せるのは、「リアル」を体験して欲しいからではないだろうか。
文責:編集部(小田切警視)
ページ制作:(ワイン刑事)