
2011年3月1日Vol.24
3月は、1年を年度という独特の区切り方をする日本において年度末と呼ばれ、大学をはじめ学校では卒業シーズンです。長い人生のうち、ほんの数年間過ごしただけでも、その学校の卒業生であることは一生変わりません。少子化が進行している現代において、大学にとって卒業生は母校をPRしてくれる貴重な「広報マン・広報ウーマン」であり、将来再び生涯学習などで学んでくれるかもしれない有力な「リピーターさん」。ということは、卒業生へのケアや情報提供は重要なことのはず。今月は「卒業」をテーマに大学ホームページを散策しました。
「卒業生ひろば」という独立サイト。「知る・利用する」「学ぶ・相談する」「つながる・ふれあう」と卒業生であってもサイト訪問者によって目的が異なることを大学が理解していて、ホスピタリティが行き届いている造りです。美しいデザインで、コンテンツも充実。いきなり今月のイチオシ!かも。
卒業生と就職活動中の在学生とのコミュニケーションを図ろうという趣旨の「就職に関する後輩へのメッセージ受付」という項目があり、ネット上でメッセージを送ることができます。「クラブ・サークル応援メッセージ」も投稿できるようですね。
放置されがちな卒業生向けのページにあって、この大学は情報の更新を怠っていません。
「卒業生の方に伝えたい 国士舘大学の魅力」、今さらのような気がしますが案外卒業生だからこそ知らないことも多いはずです。
卒業生の結婚式に、理事長・学長からお祝い電報を送ってもらえる無料サービスがあるそうです。お祝いメッセージはいくつあっても嬉しいものですが、結婚するときの理事長や学長をその卒業生は知らないケースも多いはず…。
こちらも結婚披露宴に理事長・学長からお祝いメッセージを受け取れるサービスを提供。卒業生の何人がこのサービスを知っていて、利用しているんでしょうか。
「卒業生インタビュー」、注目です。“一般的に思われがちな大学のイメージを払拭し、世界を舞台に活躍する卒業生を通じて、積極的、行動的な人材が多いこと”を紹介したいページとのことです。確かに、この大学のイメージって偏っているかもしれません。
系列の大学との統合によりすでに閉学。ひっそりと卒業生に向けたページだけが残されていました。
閉学した学校の思い出は、卒業生と関係者の胸のなかにのみ残っていくのです。
卒業生と大学を「つなぐ」コミュニケーションツールとして上手くwebを活用している大学が現れてきました。
柏原芳恵さん、斉藤由貴さん、そしてAKB48まで(幅広いなぁ~)たくさんの卒業ソング*が思い浮かぶように、「卒業」は人生の中でも大きなイベントであり、まさに「区切り」なんですね。久しぶりに母校のホームページを訪れて、[卒業生の方へ]のボタンをクリックしてみましょう。懐かしさと共に、新鮮な発見があるかもしれません。
え?、3月だから(Spring)もこのコラムから卒業しろって?(マンネリ化してるかな?)
卒業生の皆さん、「ご卒業おめでとうございま~す」
3年B組金八先生、「お疲れ様でした」
*柏原芳恵「春なのに」(1983)・斉藤由貴「卒業」(1985)・AKB48「桜の栞」(2010)
文責:編集部(Spring)
ページ制作:編集部(かんざし猫)