沖縄に行きたい! e-page編集部ですどうも。
今回ご紹介するのは跡見学園女子大学『百人一首コレクション パイロット版』です。ナウでヤングな学生に流行の、CSRってやつではないでしょうかこれは! とちょっと興奮したので、さっそく拝見することにしました。
老若男女がくんずほぐれつするe-page編集部には、何人か、幼いころに百人一首を使って遊んだ、という経験をもつ者が数人おりました。
そういえば昔はお正月になって親戚の家に集まると、必ずと言って良い程坊主めくりに興じたものです。坊主がでてしまったときのあの悔しさといったら……!
跡見学園女子大学の所有する百人一首では、そんな遊びに使ってしまったらもったいないような歴史的価値のある一品や、写本、双六、研究書などが数多く取りそろえられています。しかもそれらの大半を閲覧できる。素晴らしいじゃないですか。
昨今注目されているITワードと言いましょうか、オシャレワードの一つに、データのビジュアライズというものがあります、これは、集まった一定のデータを視覚化することで、利便性を上げたり新たな分析を行ったりすること。特に最近ではデータ自体の表現にもアートを駆使したものが登場していますね。
ひるがえって『百人一首コレクション』を見てみますと、こちらは厳密な意味においても、アバウトな意味においてもデータのビジュアライズとはちょっと遠いものがあります。
『百人一首コレクション』が行っているのは、
シンプルに「公開」して、閲覧できるようにすること。ただそれだけ。
でもこれはインターネットのメリットを端的に活かせる、かなりナイスな事業だったのではないでしょうか。ナイスは死語ですか。そうですか。
跡見学園女子大学の百人一首コレクションを資料としてみてみたかった遠方の方たちにとって、あるいは百人一首自体に興味を持った人たちにとっては、とても有用性のある試みですよね。ふと思い立ったときに、ブラウザを立ち上げれば、瞬時に資料が手に取れる。素敵な時代になったもんです。
しかも見せ方にはかなり凝っていて、オールFlashときています。百人一首をいかに「魅せる」か、ということに注力したコンテンツとも言えるかもしれません。
古いものに新しい技術を使って、光を当てる。
なかなかオツな社会貢献だとe-page編集部は感動したのでした。
残念ながら編集部には、この資料を使いこなせる人は誰もおりませんが、しかし誰かにとってはとても貴重。垂涎の品。宝の山なのでしょう。
この感覚は非常に面白いと思います。web媒体って、ユーザーが能動的に動くメディアだから、普段なら興味の範囲外のものは視界に入らない。でも、情報を取捨選択しているときに、それらのものだって視界の端には存在しています。
ところが日常生活だって同じようなもんです。興味を持てない事物に関しては、すぐに忘れてしまう。
だから、インターネットに載ることで、欲する人に届く確率が高まる。今はまだ欲していない人にだって、目に触れたら、もしかしたらそこから世界が広がるかもしれない。跡見学園女子大学『百人一首コレクション パイロット版』は、可能性を届けるという意味で、とても有意義なプロジェクトなのではないでしょうか。
忙しい人にとっては、無用なものかもしれませんが、ちょっと時間のある夜や日曜の午後など時間のあるときに見てみてください。つまらなかったら、すぐにブラウザを閉じちゃっていいんです。もし興味を持てたらきっと、この『百人一首コレクション』はあなたにとって、人生をちょっと面白くしてくれるスパイスになるはずですヨ。
ということで、来月(?)またお会いしましょう。